【2024年5月開講】実践講座：浅野衣子先生キャリアのカウンセリング『フルセッションに向けて』

メッセージ

「キャリアコンサルタント養成講座を修了したけれど、50分のキャリア・カウンセリングの実践をやる自信がない！」そんな声を受けて、まずは50分のセッションをすることを目的に講座を企画しました。

また何年も実践をされている方もいまさら基本的なことを人に聞けなくて不安に思われていることは無いでしょうか。“面接の始め方や終わり方”や“クライエントと豊かな会話をするためのヒント”等々、養成講座では学べないことが学べます。

資格に合格されたばかりでこれから実践しようと思われている方はもちろんのこと、ベテランの方にもおすすめです。これまでに約150名の方が受講されています。

内容と日時

1．5月9日（木）（19時～21時半）「キャリア・カウンセリングとは」

カウンセリングとは
キャリアとは

2．5月16日（木）（19時～21時半）「基本用語の確認とカウンセリングの会話について考える」

主訴
アセスメント
見立て
カウンセリングの会話

3．5月30日（木）（19時～21時半）「インテーク面接」

インフォームド
コンセント

4．6月6日（木）（19時～21時半）「30分間会話を続ける演習」

5．6月20日（木）（19時～21時半）「面接の始め方、終わり方」

6．6月27日（木）（19時～21時半）「倫理について&オンライン・カウンセリングについて」

7．7月11日（木）（19時～21時半）「スーパービジョンの受け方、活かし方」

8．7月18日（木）（19時～21時半）「フルセッション　50分間会話を続ける演習」

受講者アンケート

大変学びの深い講座でした。面接の始め方、終わり方など養成講座では教えてもらえないお話や、30分、50分の演習など他にはない講座だったため、大変ありがたかったです。
1項に記載の内容を教わっただけでなく、カウンセラーとして大切なことも教わりました。ずっとモヤモヤしていたものが理解出来ました。今後の活動に是非活かしたいと思います。
フルセッションに向け、”ここは押さえたい・確認したい・知っておきたい”…ということに対し、焦点化された内容を構造的に学ぶことができたと同時に、グループワークの時間もしっかりとっていただき、”自分の想いや考えを言語化して語ること・共有すること”の練習にもなりました。カウンセリングの訓練において兎角、”聴く技術(?)”の訓練が求められますが、”伝える技術(?)”の大切さを改めて感じました。
５０分のフルセションできちんと話を聴けるか、話しをすることが出来るかというのは結果としては必要なのかもしれないが、それ以前にクライエントとしっかり向き合うことが重要なのだと改めて認識した。また、自分で何をやりたいのか少し見えてきた。
半分しか参加できませんでしたが、キャリアコンサルタントとしての根っこの基本的な大切な部分を再確認することができました。共に学んだ方達もとても温かい方ばかりで、安心して参加できました。
習ったことをカウンセリングに生かすこと
相手の話のすべてに必ず共感しなければならないという考え方が変わりました。今は相手に無条件で共感するのではなく、話を受け取って、そこからどういうことが考えられるかを一緒に探索していこうという気持ちで取り組んでいます。

講師：浅野衣子

株式会社キャリア開発サポーターズ代表取締役、キャリア開発カウンセラー(JICD・キャリア開発研究センター認定)、キャリアコンサルタント、認定スーパーバイザー(日本キャリア・カウンセリング学会認定)、ナラティヴ実践協働研究センタースターティングメンバー、地域若者サポートステーション事業専門委員会メンバー

同志社女子大学卒業後、阪急百貨店にて販売・仕入れ担当を経て、従業員の能力開発、顧客満足推進に従事。2001 年独立。キャリア開発支援の実務家として、企業の従業員を対象にキャリア開発ワークショップCDW やキャリア・カウンセリングを実施。学生から中高年齢者のキャリア・カウンセリングに従事。キャリア支援(キャリア・カウンセリング)をする人たちの支援として、スーパービジョンを実施、地方からでもスーパービジョンが受けられるように2017年からオンラインでのスーパービジョンを実施している。